中国

吉野家傘下の「はなまるうどん」、中国から撤退へ


≪地元メディアの反応≫

日本吉野家は傘下の「はなまるうどん」、中国から撤退することを発表した。現在中国での店舗は上海美羅城にある1店舗のみとなっている。子会社である花丸餐飲管理(上海)有限公司は、早ければ2022年中に清算される予定だという。

 はなまるうどん中国

中国市場からの撤退に伴う資産の減損など、業績に若干の影響を与えることを想定されている。なお、上海でまだ営業している上海美羅城店のスタッフによると、閉店のお知らせは受けていないとのことだった。

 

「はなまるうどん」は、2011年に中国に進出し、上海の美羅城に1号店をオープンした。 それから、青島、武漢、深センなど5都市にも進出し、2018年には中国国内の店舗数が37店舗に増えた。

 

しかし、好調な時期は長く続かず、低価格の麺類が多い中国では、「はなまるうどん」はライバルに対して価格面での優位性はほとんどない。一方、現地の需要をうまく取り込めず、収益性は徐々に悪化していっただろう。

 

また、新型コロナウイルスパンデミックの中、客数が減少したことも業績に影響を与え、 20215月に福建省から撤退した。

 

 

 

Trans by Shie


			
		

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