≪地元メディアの反応≫
日本の三井不動産が、大型ショッピングモール「ららぽーと上海金橋」を4月28日に上海金橋に開業した。ららぽーとが中国への初進出となった。敷地内には実物大「ガンダム」立像を設置しており、注目を集めている。

総面積約14.7万平方メートルを誇る「ららぽーと上海金橋」は、デザインに日本の伝統文化である「折り紙」をコンセプトに、金色に彩りを添える折り紙のような鮮やかなショッピングランドマークとなる。
今年の秋までに約180店舗が順次オープンし、そのうち日本ブランドは店舗全体の15~20%を占める予定だ。
日本の三井不動産は、2013年に上海金橋に「ららぽーと」を建てることが決まっており、2017年にオープンする予定だったが、中国政府の承認を取得するには1~2年かかってしまった。さらに新型コロナウイルスの影響も受けたことから、開業予定が延期された経緯がある。
上海2035都市全体計画では、金橋は上海の「卓越したグローバル都市」の副都心の1つだ。「ららぽーと上海金橋」は、金橋地区の生活の質、ビジネス環境、消費体験を大幅に向上させるという大きな意義がある。
外資企業も上海にたくさんあり、「ららぽーと上海金橋」も日本商品が最も集まっているため、成長可能性があるのではないだろうか。
しかし、金橋地区には、金橋国際商業広場、金橋太茂広場、文峰広場などの大型商業施設がすでに存在している。「ららぽーと上海金橋」は面積的には金橋国際に対抗できるが、ニューカマーとして何か新しいものを作り出すための努力が必要だ。将来の発展にも期待したい。
(Trans by Shie)