中国

阪神・阪急百貨店を展開するH2Oが浙江省寧波市に初の海外直営店をオープン


≪地元メディアの反応≫

阪神百貨店、阪急百貨店を展開するエイチ・ツー・オーリテイリング株式会社(本社:大阪、以下:H2O)が中国市場に参入すると発表。2018年春、浙江省寧波市に阪急百貨店をオープンする予定で、H2Oにとっては初の海外直営店となる。

 

中国 進出

 

また、日本独自の文化や商品を海外に売り込む官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が第1弾として一部出資するといい、総投資額は約500億円。H2Oは同機構と中国アパレル大手の杉杉集団(寧波市)など4社と中国出店に関する基本協定を締結、今後合弁会社を設立し百貨店を運営していくとのこと。

 

今回オープンする百貨店は地上6階、地下1階建てとなっており、延床面積は約16万㎡と同社最大になる。また、百貨店以外にも高級住宅、オフィス、ホテル、そして地下鉄が開通し、将来は現在の寧波市中心部と並んだ2大中心部とする計画もあるという。

 

日本の国内市場縮小や人口減少を受け海外へ視野を広げていたH2Oが、寧波市に地盤を持つ杉杉集団とタッグを組み海外事業参入を果たす。親日的な都市である寧波市で成功を収めることが、海外進出への大きな1歩と言えるのではないだろうか。

 

SOURCE:中国商网「trans by CHIKA」)


			
		

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