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「三井住友銀行」グループ数社がフィリピン最大の金融グループ傘下の投資銀行と提携合意。その目的は?


≪地元メディアの反応≫

フィリピン最大の総合金融グループ「Metrobank Group」の投資銀行部門「First Metro investment Corp.(FMIC)」は日本のメガバンクグループ「三井住友銀行(SMBC)」のグループ数社と提携に関する合意書に署名したことを明らかにした。

 

Philippines Money

 

発表によるとFMICは「三井住友銀行(SMBC)」、「SMBC日興証券」、「SMBC日興証券(香港)」と提携してアジア市場における事業可能性を求めることで合意した。FMICとしては両者の協力関係は債券発行引受業務及びその関連事業の分野を中心とする意向のようだ。

 

SMBCのアジア地域の投資銀行部門でも「今回の合意書はベストのタイミングで成立しました。経済の活況と展開の早い市場が成長したフィリピンは、今国際金融市場に参加し競合する力をつけています」と我が国の金融業界とマーケットの成熟が提携を可能にしたことを強調する。

 

さらに「今回の合意によって、FMICSMBCの顧客の債券発行に際し、フィリピン、日本両国の企業や投資家が参加する道が開かれます。合意書の内容は間違いなく今後数年間にわたる多くの事業活動の基本となるでしょう」と、提携の成果が双方の顧客への投資機会の提供を目指すものであることを示唆している。

 

一方でFMICRoberto Juanchito Dispo社長は「SMBCとの提携は双方のアジア地域における業務範囲の拡大に寄与する」と述べており、SMBC日興証券の矢澤隆弘執行役員は「フィリピン最大の投資銀行であるFMICとの提携で事業機会の拡大がすぐにも実現することを期待したい」とグループの提携を歓迎している。

 

FMIC50年以上の歴史を持ち、フィリピンの金融市場で投資銀行業務を行ってきた。2014年の純益が対前年比80%減と大幅に落ち込んでいるが、Dispo社長は今年の事業成績に明るい見通しを立てている。

 

「純益の落ち込みは発電事業会社「Global Business Power Corp.(GBPC)」の株式の40%を日本の「Orix Corp.」などに売却したためだが、2015年には満期を迎える債権が目白押しで、市場では新規発行ラッシュが予想される。さらに大口融資規制の上限を超えている債券発行社も出ている」

 

FMICSMBCの提携の背景には、こうした市場環境が影響しているようだ。債券発行引受業務の需要増を見越した、まさにタイミングの良い合意成立と言えるだろう。

 

SOURCEThe Manila Timestrans by shimamori 」)

 


			
		

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