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日本企業傘下の電通イージスネットワークがカーディナル・パース社を買収


≪地元メディアの反応≫

日本企業の株式会社電通の海外本社「電通イージスネットワーク」は、デジタルアナリティクス会社の「カーディナル・パース社」の株式を取得し、広告会社のデータ機能を強化と、国外進出を狙っていく。

なお、取引の詳細条件は明らかにされていない。

 

カナダ 海外進出

 

カーディナル・パース社は、2011年にWebアナリティクス、デジタルアナリティクス会社である、オタワのPublicInsite、バンクーバーのVKI Studios and Tempe、アリゾナのWebShareの合併により設立。

同社はシカゴとバンクーバーに会社を持ち、クライアントにはGoogleIntelBridgestoneを抱えている。

 

電通は、クライアントのブランドの顧客に関する情報を集め管理するデータ分析や、マーケティングの効果をより良くする為に投資することを決めた。

 

カーディナル・パース社は80名の従業員が在籍している。電通は会社の売上高を非公開にしているが、カーディナル・パース社の総収益における年間成長率は30%以上だったと公表している。

 

「カーディナル・パース社は北米におけるデータ戦略で躍進していくことを可能にした」と電通イージスネットワークのチーフエグゼクティブRobert Horlerが述べた。

電通イージスネットワークの買収により、日本の国内市場の他に、海外に電通事業をもたらすことになるだろう。

 

電通は、2013年に英国のイージスを50億ドルで買収し、積極的に日本国外へ拡大していった。2015年には2012年会計年度から15%上昇し、事業の54%を海外マーケットから獲得した。

 

投資家の発表によると、電通はイージスの買収を終えた後、合計約£7.6億(約$1.08億ドル)、76件ものMA(合併&買収)を完了させた。

2015年には同社でもっとも多い36件の買収にサインした。

これら34件の案件は電通イージスネットワークがまとめ、半数はデジタル企業だった。

2016年も電通の海外戦略に注目が集まるだろう。

 

SOURCEWall Street Journal translated by Mimi


			
		

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