インドネシア

Corfina CapitalとReal World Japanがポイントプログラムサイト「poin-web」をオープン


≪地元メディアの反応≫
インドネシアを拠点とする財務サービス企業Corfina Capitalと日本のクラウドソーシング・リーディング企業である株式会社Real World Japan(以下:Real World Japan)が提携し、ポイントプログラムサイト「poin-web」をインドネシアにオープンした。インドネシア ニュースメディア
このプロジェクトはCorfina CapitalとReal World Japanとの合弁企業としてスタートし、主に広告主とユーザーとの間を取り持つためのサイト運営を行う。
サイトの構想は、Real World Japanが日本ですでに運営を行なうポイントプログラムサイト「Real World Japan」と同様である。Corfina Capitalは安定して発展を遂げるインドネシアのインターネット市場へ興味を持つようになり、そしてこのプロジェクトが創立されたという。

「poin-web」はコンテンツに基づくサイトである。コンテンツの内容は主にゲームやアンケートで、ユーザーがゲームをプレイしたり、アンケートに答えることでポイントが貰えるしくみだ。十分なポイントを貯めると、ユーザーは商品やサービスと引き換えることができる。商品やサービスを提供するため、MAP Group・KFC・Carrefour・McDonald’s・Indomog・Gudang Voucher・Burger King・Rakuten・PayPalなどの企業と協力関係を結んでいる。

「Poin-web」はどのように広告主と消費者の間のギャップを解消しているのだろうか?
広告主はゲームやアンケートといった形で企業プロモーションを作成し、ユーザーがゲームやアンケートを行なった後、彼らにポイントを付与する。そして、ユーザーはゲームやアンケートに参加するだけでポイントを貯め、商品やサービスに交換することができる。ユーザーが好む内容であればあるほど、広告主はより多くのユーザーを誘導し、囲い込むことができるため、自然とクオリティの向上に繋がってゆく。また、ある電子商取引サイトはpoin-webユーザーに3000ポイントを提供し、同社の商品や割引券を引き換えてもらえるようキャンペーンを行なったこともあるという。
こういったポイントプログラムサイトの一連の流れは、双方にとって大変有益なシステムといえる。

「POIN-web」の最高執行責任者(COO)、中村岳氏は「私たちはずっとインドネシアで運用可能なローカルコンテンツを探してきた。Corfina Capitalとの協力の元、今回のサイトが誕生した。」と語った。彼はまた「サイトのアクセス数は徐々に成長している。このようなサイトビジネスに関しては、ユーザーを飽きさせないようにコンテンツのクオリティを維持し、また新規のユーザーを絶えず流入させる必要がある」と述べた。
このサイト内には「友達を招待」という機能があり、新規ユーザーを獲得できるようなシステムが備わっている。友人をサイトに招待すると、2倍~3倍のポイントが付与される。このシステムは、既にインドネシアで運用されている日本のウェブサイト「Excite Point」と類似している。

ポイントプログラムサイトとしてインドネシアへ参入を果たしたのは「poin-web」が2番目である。現在のところ目立った特長は無いようだが、今後どのように差別化を図り「Excite Point」に対抗していくのか注目していきたいところだ。(DailySocial)


			
		

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