≪地元メディアの反応≫
グリーベンチャーズ株式会社は無料ゲームで大人気のSNS運営を行っている、グリー株式会社のベンチャーキャピタルである。同社がインドネシアのファッションサイト「Berrybenka」に出資すると発表した。
昨年、グリーベンチャーズはインドネシアで初めての投資として、価格比較サイト「PriceArea.com」に出資をしており、今回2社目として「Bukalapak」にも出資を始めるようだ。
「Bukalapak」は『百貨店と同様に』を、コンセプトにサイト運営を行っており、地元や国際的なブランドも含めて、250以上のブランドを取扱っている。同社の担当は、「ファッションチームは常に最新のブランドや製品を選択することに専念し、女性のファッションニーズを満たすために、新製品を導入し続けている。」と、語っていた。
ヨーロッパ、中国、日本などでは、代表的なファッションのeコマースが存在している。ファッションを中心とするeコマースはインドネシア国内で巨大な潜在能力があり、インドネシアにとっても、代表的なeコマースが確立されることは明確である。「Berrybenka.com」はローカルサービスとして市場をリードすることができるのではないだろうか。
「今後は、更にブランド力を向上し、「Berrybenka」という名前をより多くの人に認知してもらうことが、重要となる。それと同時に、カスタマーサービス担当者や、テクニカルプログラマーの雇用にも力を注ぎ、ゆくゆくはインドネシアの市場だけでなく、他の東南アジア市場でも事業展開をする。」と、ウィジャヤ氏は熱い思いを語ってくれた。
eコマース事業は、今後、インドネシアで利益を上げ、成長が期待される分野である。2012年は2.66億ドル(2.500億ルピー)の純利益、今後の予想としては、2年間で約3倍にし、2014年には7.36億ドルに達する予定という。(TNW THE NEXT WEB)