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インド
日産がインドでダットサン第1弾を低価格の52万円で販売開始
≪地元メディアの反応≫
日本の自動車メーカー株式会社日産自動車(本社:神奈川、以下:日産)が新興国向けに低価格で復活させた往年の車のブランド「ダットサン」の第1弾「GO」の販売をインドで始めた。これにより経済成長が続くインド市場での各国メーカーの競争がさらに激しくなることだろう。
「ダットサン」は、日産がインドやインドネシアなどの新興国で初めて車を購入する家庭向けに復活させた低価格帯のブランドで、19日から、ほかの国に先駆けインドで販売が開始された。
首都ニューデリーで開かれた発表会では、開発から生産までのほとんどをインドで行った「ハッチバック」タイプの車が披露され、日産としては最も安い日本円約52万円で売り出されることも明らかになった。
インド日産の余村健一郎社長は「競争が激しいインド市場で勝ち抜くために、ダットサンブランドのこの車を開発しました。」と述べ、自信をのぞかせている。
自動車市場の拡大が期待されるインドでは、低価格の小型車が売れ筋で、シェアトップのスズキや韓国のヒョンデ自動車が先行しているが、ダットサンの車はそれらの車と比べても車内の空間が広くなるよう工夫されており、激しいシェア競争に割って入れるかが注目するべきところだ。
また、日産は2016年度までにインドに3車種のダットサンブランド車を投入する計画も発表しており、今後が楽しみだ。
(SOURCE:Business Standard 「trans by KIKU」)