≪地元メディアの反応≫
マンチェスター•ユナイテッド•フットボール•クラブは、国際的な日本の食品企業、日清とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
マンチェスター•ユナイテッドの公式サイトによると「『食とスポーツは健康を支える両輪である』という想いを具現化するべく、健康と運動の普及活動を世界的に行うため、日清食品グループはプロスポーツ界との結びつきを強くしていく。」と記載されている。

1948年に大阪で設立された日清食品は第二次世界大戦後の食糧配給としてインスタント食品を開発し、創業者・安藤百福によって、世界初のインスタントラーメン
が発明されたことで有名だ。
業界をリードする食品ブランドとして、1971年に発売した世界初のカップ麺「カップヌードル」は日本だけでなく、アジアを中心に北米、南米、欧州など全世界80以上の国と地域で販売されている。
パートナーシップを締結した初年度には、日清食品グループとマンチェスター・ユナイテッドがコラボレーションした製品を世界で販売し、それに伴うキャンペーンも実施する予定である。
日清食品グループブランドの名前は、オールド・トラッフォードで行われるプレミアリーグ戦での広告に加え、クラブ公式出版物、MUTV、クラブ公式ウェブサイトでも見られるようになるそうだ。
マンチェスター・ユナイテッド・フットボールクラブ グループ・マネージングディレクター リチャード・アーノルド氏は「我々は日清食品グループをグローバル・パートナーとしてファミリーに迎えることを嬉しく思っています。世界で1,050億食も食べられているインスタントラーメンを発明し、長きにわたる革新を生み出しつづけ、革新的な製品で業界にチャレンジし、世界のスタンダードを確立させてきた伝統を持つ企業です。また、日清食品グループはスポーツをサポートしてきた歴史を持っており、マンチェスター・ユナイテッドのパートナーとなっていただけることを、とても光栄に思いますし、これから一緒に歩んでいけることをとても楽しみに思っております。」とコメントした。
また、日清食品ホールディングス株式会社 CEO 安藤宏基氏は「このプロジェクトのための私たちのスローガンは、『勝つためにハングリー』です。日清食品グループは、アスリートやスポーツチームとのコラボレーションによる “HUNGRY TO WIN” と題した新たなプロジェクトをスタートさせます。名実ともにスポーツ界の頂点に君臨するマンチェスター・ユナイテッドとのパートナーシップにより、『世界中のチャレンジ精神を沸騰させる』ことができると確信しています。」とコメントしている。
日本の企業が世界のサッカーチームを契約を結び、新たな挑戦を行いながら世界で不動の人気を勝ち取れることを今後、期待したい。
(SOURCE:Bdaily 「trans by Chinatsu」)