イギリス

JR東日本と三井物産、イギリス内で鉄道運行開始


≪地元メディアの反応≫

ウェストミッドランズトレインズは、イギリスの鉄道網へ約1,430億円の投資を発表した。

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ウェストミッドランズトレインズは、AbellioJR東日本、三井物産の合弁会社で、8月に営業権を獲得した後、ロンドン・ミッドランドからフランチャイズを引き継いだ。

 

ウェストミッドランズトレインズは、West Midlands Railway(WMR)London Northwestern Railway(LNR)を運営する。WMRはバーミンガムとその周辺で運営されており、LNRはユーストン、ノーサンプトン、バーミンガム、リバプールといった都市で運営。

 

10億円をかけて、新型車両が導入される予定。フランチャイズの終了までに25%程車両を増加するとのこと。

 

新規、既存の施設には約106億円を投資、駅の改良には約91億円の投資を行う。また同社は、ラッシュアワー時にロンドンとバーミンガムに向かう乗客のために、混雑緩和を目標としている。現時点では、85,000人の座席や立席スペースを増やす予定。

 

そしてサービス向上のため、スタッフの訓練・研修に約27億円を投資する。8年半にわたって900人の就業者を訓練し、鉄道の次世代リーダーを育てることにも取り組む。

 

鉄道担当大臣ポール・メイナード氏は、次のように述べた。「鉄道乗客のために、新しい時代の始まりを歓迎することができ、喜んでいます。」

 

「政府は一世紀以上にわたり最大級の鉄道近代化プログラムを提供しており、全国各地で望まれるサービスを乗客に提供することを約束しています。」

 

「新しいウエストミッドランドのフランチャイズは、1,430億円以上の投資により、数万人の乗客の旅を変えるでしょう。これは、より多くの座席、本数の増加、より速い旅、そして乗客のためのより信頼できるサービスを意味します。」

 

ウェストミッドランズトレインズのJan Chaudhry-van der Velde氏は、「約束した全ての項目を、我々のネットワークを通じて提供できることは、素晴らしいことです。」と述べた。

 

「今回の投資により、ウェストミッドランズトレインズは、地域全体の経済成長の中核となるでしょう。」

 

「我々は、地方経済が活発化し、ミッドランドで生産された新しい車両を見られることを喜んでいます。来年に予定されている900の見習い従業員と一緒に、私達は何十年にもわたって業界に利益をもたらす遺産を築くことができるでしょう。」

 

Trans by Mai


			
		

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