中国

ソニーが春節商戦に備え、スマートフォン事業強化に乗り出す


≪地元メディアの反応≫
ソニー株式会社(以下:ソニー)が中国でのモバイル事業強化に向け動き出した。スマートフォン事業がソニーの主力であるが、アメリカのアップル社より先にモバイル通信の最多ユーザー(7億5000万人)を誇る中国移動(チャイナ・モバイル)と提携したと発表。ソニーはヨーロッパやアメリカでのクリスマス商戦に力を入れていたが、今では中国の「春節(旧正月)」をターゲットとしている。
中国 海外進出ソニーは中国での宣伝に注力し、顧客からも「画面が綺麗で、素晴らしい。カメラも広角レンズであり防水機能まである。」と好評を得ているようだ。ソニーは「Xperia Z1」を4999元(約80,000円)で販売、現在中国では最も人気がある機種の1つであると自信を見せる。中国市場でソニーが注目されるようになったきっかけは大画面スマートフォン「Xperia Z Ultra」を上海で開催した世界発表会で展示したからである。

ソニーは中国独自の4G携帯電話サービス「TD –LTE」をサポートしており、ソニーは中国移動とTD –LTEモデルの開発を行うと発表。政府から4Gネットワーク許可を得た時点で発表する。また、中国移動と共同で開発する「カスタマイズ携帯」が人気であり、利用者を増加させるための戦略として中国の販売店で積極的に販売しているためである。

ソニー社長平井一夫氏は、「中国でのスマートフォン事業はグループの重要な柱であり、ソニーグループの目標は世界第3位になることである。」と述べ、中国の春節商戦に備え更に精力的に動いていくことを示した。中国移動との提携によりソニーが中国市場で地位を築く大きなチャンスを得たと言えるのではないだろうか。(環球網)


			
		

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