タイ

ジンタナ社が日本の住金物産と下着製造契約を結ぶ


 ≪地元メディアの反応≫
中国市場に完全に依存することのリスクを減少させる為、住友商事グループの住金物産株式会社は、下着の生産拠点をタイや他のアジア諸国に移した。

住金物産は、タイの最古ブランドでもあり、ジンタナブランドの所有者でもあるThanalongkorn Group of Cosと契約を結んだ。他社ブランド製造(OEM)契約により、年間約200万枚の下着を生産する。タイ 海外進出
契約によると、製品は2013年1月7日から日本の市場に供給される。

住金物産の下着製造は20%が日本国内、その他は全世界で行われており、国外で生産された製品の95%は、中国で生産されている。
ジンタナインタートレード株式会社の副社長であるSavitee Thanalongkorn氏の話によると、日本からの下着受注量は海外受注のうち20%を占めている。

尚、この5年契約はジンタナ社に1.1億バーツという収益をもたらすという。

日本からの新しいアレンジを支えるために、この会社はナコンラチャシマとナコーンパトムにある二つの工場で、新しい機械を導入し、更に400人社員を雇用しようとしている。
タイだけでなく、住金物産はインドネシア・ミャンマー・ベトナムでも資源を求めている。

Savitee氏によると、去年、ジンタナのOEMビジネス営業収益は85億バーツに達していた。この総額の内訳は、半分がアメリカ、30%が欧州、そして残りはアジアから成る。
また、経済が衰えているために、OEMにおいては欧州での営業が既に15%落ちている。

「住金物産からの新しい下着受注はヨーロッパ売上減少の状況を補えるだろう、しかし同様に当社のOEMでの売り上げを高め、2015年まで18.5億バーツにリーチさせる。この販売額は少なくとも今年の2倍だ。」とSavitee氏は言った。(bangkokpost)


			
		

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