インド

日本の「CoCo壱番屋」、2020年初旬インド進出


≪地元メディアの反応≫

日本最大カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」が、2020年初旬インドの首都ニューデリーにてインド1号店をオープンする予定だ。「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋が、三井物産と組み、インドで共同出資会社を設立した。三井物産が60%、壱番屋が40%を出資し、資本金は300万米ドル(3.1億円)という。

 

ココイチインド

壱番屋の店舗数は、日本国内に1,200以上の店舗があり、海外では、アメリカやイギリス、中国、東南アジアなどにおいて180店舗も展開している。インドでは今後の10年間でニューデリーに30店舗をオープンすることを計画しているという。

 

カレーの本場であるインドの国民が日本のカレーに興味があるか懸念されているようだ。しかし、ニューデリー出身のRobin Srivastava氏は、日本出張に行ったその2年間は、週に2回「CoCo壱番屋」で食べていたという。「インド人は日本のカレーを試したいと思う。食べやすいし、同じカレーなのに、インド料理ではない」と語った。

 

昔、インド人にとって日本食は寿司と刺身などの「生の魚」だったが、近年、インド人はますます裕福になり、海外旅行をよくしており、日本食への理解も深まってきた。寿司や刺身のほか、うどん、ラーメン、そば、日本のカレーまでよく知られている。もしかしたら、Srivastava氏が言ったように、「CoCo壱番屋」も成功するだろう。

 

オープンに先駆け、インド日本国大使館がインドにおける日本食普及を図るため、今年25日にニューデリーで開催した「日本食の夕べ2020」に初めて出展した。進出の戦略として効果があるか楽しみだ。

 

Trans by Shie


			
		

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