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カルビーがURCと合併会社を設立しフィリピンのスナック市場に参入、年商40億円を目指す
≪地元メディアの反応≫
カルビー株式会社(本社:東京、以下:カルビー)は1月30日にフィリピンに合弁企業を設立すると発表した。
カルビーはグローバル戦略を考え、アジアにおけるスナック菓子の有力な市場の一つであるフィリピンに注目したようだ。市場拡大を図るためフィリピンで強いブランド力と販売力のあるユニバーサル・ロビナ・コーポレーション(本社:マニラ首都圏、以下:URC)との合弁企業を設立しスナック菓子の製造販売を開始することが決まった。
カルビーの広報担当者は「若い世代の人口が多く、スナック菓子の成長が見込めるため、参入を決めた。」と述べており、今後もスナック菓子の成長が見込める地域を探し、市場拡大を目指していくようだ。
2014年4月に設立予定の合弁会社はパシグ市に設立予定、社名は「カルビー-URC」となることも発表した。資本金は6億ペソ(約14億円)で、出資比率はカルビー50%、URC50%とのこと。営業開始後6年以内に年商40億円とすることを目標にしているらしい。この合弁会社は2017年3月期よりカルビーの連結子会社となる予定である。
カルビーはタイやシンガポールでもスナック菓子を販売しており、全売上高に占める海外の比率を現在の4%程度から2021年3月期までに30%に高めることが狙いのようだ。
カルビーはグローバル戦略の一つとしてフィリピンでの製造販売を開始するとしているが、その他にどのような戦略を行うかも今後注目していきたい。
(SOURCE:Philstar 「trans by KIKU」)