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中国
ファーストリテイリングがついに香港証券取引所に上場
≪地元メディアの反応≫
カジュアル衣料ブランド「ユニクロ」を展開する株式会社ファーストリテイリングが、来年1月~3月中に香港証券取引所に上場する計画であると関係者が発表。
アジアで急速な成長を続けるファーストリテイリングは、すでに東証1部に上場、1週間に2店舗ペースで展開している。引受主幹事証券会社(アンダーライター)としてモルガンスタンレーを指名したが、上場する前に資金調達をするかどうかは明確にはなっていない。
上場することになると、ファーストリテイリングは2011年4月に上場したSBIホールディングス株式会社(調達額約206億円)、昨年8月に上場したパチンコ大手ダイナムジャパンホールディングス(調達額約200億円)に次ぐ、3番目の日本企業となる。
シンプルかつ流行を取り入れた衣料品を販売することで知られる「ユニクロ」は、8月末時点で中国本土に225店舗、香港に18店舗、アメリカに7店舗展開している。同社会長兼社長の柳井正氏は、中国、東南アジア、新興市場を中心に事業拡大をし、2020年までに世界最大のアパレル製造小売業グループにしたいとの考えを示している。上場成功により「世界のユニクロ」となる日もそう遠くはないかもしれない。(the wall street journal)