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シンガポール
イセグループ、シンガポールに養鶏場を設立へ
≪地元メディアの反応≫
日本トップたまご生産会社「イセ食品株式会社」が出資する「ISE Food Holdings (IFH)」は、シンガポールに4つ目の養鶏場を設立することが明らかになった。シンガポール国内卵需要の5割まで賄うことを目指す。
2020年には、シンガポールの3つの養鶏場は、需要全体の約28%を生産しており、残りは12ヵ国以上から輸入されている。
IFHは、9月10日にシンガポール食品庁(SFA)と締結した覚書に基づき、1億シンガポールドルを現地の施設に投資し、鶏の健康状態の遠隔管理、温度制御、臭気や廃棄物管理などで、最先端の技術と環境的に持続可能な手法を導入するという。
採卵農場や孵化場、若雌用、親鶏の農場の開設を予定しており、2026年より、フル稼働時のIFH養鶏場は毎年3億6千万個の卵と500万羽の初生雛を生産することが可能となる。シンガポールの新興農業における雇用創出が期待されるだろう。
施設の建設は2022年から開始し、2024年から2026年にかけて段階的に運営を開始する予定だ。
(Trans by Shie)