≪地元メディアの反応≫
日本の不動産会社レオパレス21は、プノンペンにサービスアパートメントを開業する。急速な経済成長に伴い増加する外国企業や短期旅行者に対応していく。
高級住宅街トゥールコックエリアにあるグランフェルテ プノンペンと呼ばれる14階建ての建物に、38~133平方メートルの面積を持つ56の客室を備える。
「約17億円で建設されるサービスアパートメントは、東京に拠点を置く賃貸・建設会社にとって初めての海外自社開発物件です。現在、タイとベトナムの既存不動産で同様の事業を開始しています。」と同社は述べた。
新しいサービスアパートメントは、プノンペン中心部から約5km、プノンペン国際空港から約10kmに位置する。
レオパレス21は、近年東南アジアに進出。日本国内の人口の減少により、日本の他企業も新興国へ参入してきている。
深山忠広副社長は、急速な経済成長を活かし、日本や他の外資系企業が事業を拡大しているため、カンボジア市場に参入したと語った。
同社は東南アジア諸国の3つのサービスアパートメントに加え、ミャンマーとフィリピンで海外起業に適したオフィス機器レンタルサービスを提供していく。
日本の投資家はプノンペンのアパートやマンション建設に数千万ドルを投資しており、不動産業界に焦点を当てていると不動産業界関係者は語った。
CBRE CambodiaのThida Ann氏によると、不動産開発、銀行、エレクトロニクス、ファンション、食品・飲料分野における日本のカンボジア投資が増加しているとのこと。
「私の見解では、日本の投資家は積極的です。」とThida Ann氏は述べた。また、カンボジアの経済成長も安定していくだろうと付け加えた。
Thida氏は、日本の投資家は適切なスキル、専門知識、財源を持っていると語った。
「これが投資家達が成功した理由です。」
しかし、日本の投資家は意思決定には慎重であるかもしれないとも述べた。
多くの投資家はカンボジアで市場調査を行い、参入の機会を判断している。
「一般的には、1つの投資またはプロジェクトが成功すれば、より多くのものに繋がっていきます。」投資家はプロジェクトの場所、需要供給、独自のセールスポイントをより慎重に検討している。
カンボジア開発評議会によると、日本企業は現在、115のプロジェクトに参加しており、36,000もの雇用を生み出している。
(Trans by Mai)