≪地元メディアの反応≫
日本企業によって、輸送・物流インフラ領域のミャンマーへの投資ニュースが賑わいを見せている。日本のANAホールディングスがシェエ・タン・ルウィン・グループとの合併を進めているのと同時に、鴻池グループがミャンマーの物流拠点に500万ドルの投資をすることが明らかになった。

日本のANAホールディングスとシェエ・タン・ルウィン・グループは、国際的な航空会社を運営する為に、合併に動き出したと報じられた。
まだ、ミャンマーの投資委員会の承認は得ていないが、運輸省からの認可は下りている。
ANAは新会社に49%の出資を行う予定。
ANAホールディングスはANA航空、Air Japan、ANA Wings、Vanilla Airから成り立っている。ミャンマーの航空会社は、ANAホールディングスの11番目の事業となるだろう。2013年に、ANAは地元のミャンマー航空であるAsia Wingsを獲得する契約を終結していたが、その契約は2014年7月に失敗に終わった。
エアアジア、マレーシア航空、ベトナム航空、バンコクエアウェイズ、中国南方航空、エアージャパンは、ヤンゴンから東京へ運航する。「ビジネスマンや観光客を惹きつけられるかもしれない。しかし、香港やバンコク経由の運航は、競合が沢山ありすぎる」とミャンマー航空センターのディレクターChris Mosebachは述べた。
日本の鴻池グループは物流サービスを提供する為に、子会社の鴻池ミャンマー株式会社の設立に500万ドルを投資。
この子会社は、通関手続き、保管、トラック輸送やエンジニアリングなどのサービスを提供する。会社は、約11,645平方メートルもの土地があるThiwa経済特別区に設立される。
鴻池はすでにミャンマーに鴻池アジア株式会社を設立している。この事業所はタイとミャンマー間の国境を超える輸送サービスの流通を起こす為に、会社をサポートしている。
ANAホールディングスと鴻池グループの動きは、東南アジアの日本ビジネス拡大に貢献してくれそうだ。
(SOURCE:DealStreetAsia translated by Mimi)