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イギリス
ホンダ、2021年にイギリスから日本へ生産移管
≪地元メディアの反応≫
ホンダは、生産の一部を、閉鎖予定のイギリスのスウィンドン工場から日本に移管することが明らかになった。
ホンダは来年、東京の北西にある寄居の工場でシビックモデルを生産する予定だ。日本からEUに輸出する自動車関税は現在7.5%だが、イギリスがEUから離脱すると、10%に上がる。イギリスと日本は、2026年までに自動車の関税撤廃を目指している。
寄居工場を選んだ理由は、関税ゼロになる可能性だけでなく、工場の稼働率を上げるという目的もあるだろう。
イギリスは、ドイツに次いでヨーロッパで2番目の市場でもある。そういうイギリスの市場で、日本ブランドの自動車が約20%を占めていることに注目してほしい。ホンダは昨年、イギリスで約4万台の車を販売した。それは、自身のヨーロッパでの売上の1/3に当たる。
今回のホンダの動きは、2019年に日産がイギリス工場での製造を撤回したこととほぼ同じだ。その時は、東京の北西ではなく九州工場に次世代のX-Trailクロスオーバーの製造を移管している。
(Trans by Shie)

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