≪地元メディアの反応≫
日本でも名高い有名パティシエの辻口博啓氏がオーナーシェフを務める東京・自由が丘の「モンサンクレール」が、昨年12月にソウル店をオープンさせた。海外では第一号店となる。そして今夏には続々と店舗を拡大し、4号店オープンの予定もあるそうだ。
以前まで、有名パティスリー「モンサンクレール」のケーキを手に入れるにはバンヤンツリークラブ&スパ ソウル(ソウル市南山)まで足を運ばなければならなかったが、今後は韓国内の他2か所でも購入できるようになる。
海外第2号店となる店舗は8月11日に韓国でも話題の巨大複合施設COEXに、第3号店は本日8月21日に板橋(パンギョ)にオープンしたばかりの現代百貨店に同時オープンという形で2週続けての展開となる。
9月には現代百貨店アックジョン店にもオープンする予定だと、モンサンクレールのビジネスチームアシスタントマネージャーのハン・ヒキョン氏は述べた。
2号店、3号店をオープンさせ、4号店オープンを控えた今、1998年の東京・自由が丘本店を開店して以降、東京よりも多くの直売店を構える形となった。
海外第1号店を昨年オープンさせるまで、10年間自由が丘が唯一の直売店として営業してきた。辻口氏はモンサンクレールをオープンさせるまでにコンクールで数々の賞を受賞しており、今では1996年仏大使館主催 仏菓子コンクール優勝受賞作のセラヴィ(C’est la vie)を求めて世界中の観光客や全国からわざわざ足を運んで来るほど。後にスイーツの天才と呼ばれるようになった彼は現在11以上のパティスリー店を展開している。
ただ美味しいだけではなく、商品数でもとても評価が高い。バンヤンツリークラブ&スパ ソウル店(ソウル市南山)では130種類以上、また今月新しくオープンした海外第2号店のCOEX店では100種類以上のスイーツを常時揃えている。その中でも受賞作品のセラヴィ(C’est la vie)やミルフィーユがオススメだという。また、北海道産のクリームを使用したパン等も人気である。
モンサンクレール COEX店では大体ケーキはW7,000からW8,000で提供している。日本同様、韓国でも近年おしゃれなカフェや美味しいスイーツを提供する飲食店が続々登場する中で、今回の相次ぐ出店はどのような展開を見せるだろうか。今後の動きにも注目していきたい。
(SOURCE:Viet Nam News「trans by Uki 」)