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日本大手メーカーのトヨタは、米国製自動車をロシアとウクライナへ輸出
≪地元メディアの反応≫
日本の大手自動車メーカーのトヨタ自動車株式会社(以下:トヨタ)は、米国で製造した自動車をロシアとウクライナに輸出し始めると発表した。この計画は今年4月からスタートするという。
2012年、トヨタの米国からの輸出は45%上昇、輸出数は124,000台以上にのぼり最高記録を作った。これは、米国がグローバル市場に向けた供給拠点として着実に成長している結果といえるだろう。
トヨタが米国製自動車をヨーロッパに輸出するのは今回が初の試みである。
また、ヨーロッパもトヨタの重要な生産拠点の1つである。
「”ヴェンザ”などの車種を販売するために、私たちはヨーロッパ輸出のチャンスを探し続けていた。」とトヨタの広報担当者ハビエル・モレーノ氏はAFPに話した。
トヨタは、この4月に”2013ヴェンザ”というスポーツ用多目的車の製造をスタートする直後に、輸出を始める。輸出台数は当面、年間でロシアへ約4,000台、ウクライナへ約1,000台、合計約5,000台の予定だ。
今回の拡張によって、トヨタの米国製自動車の輸出相手国は23ヶ国になるという。
ロシアとウクライナへの輸出は、両国での販売台数が近年、大きく伸長していることが要因であるという。トヨタは、需要の高まりを背景にタイムリーかつ的確に現地の声に応えるため、グローバルで最適な生産体制の構築を進めていく方針だ。(Japan today)
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