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世界初のIGZO量産化に成功したSHARP、最先端技術を中国へ
≪地元メディアの反応≫
アップル社に液晶画面を提供する日本企業としても広く知られるSHARP株式会社(以下:SHARP)は、7月24日に中国政府が運用するChina Electronics Corp.との業務提携を発表した。
業務提携の内容には、世界で初めて量産化に成功した透明な酸化物半導体“IGZO”の技術ライセンスが含まれているという。この業務提携によって、両社はテレビ・ノートPC・タブレット端末のための液晶表示装置“LCD”を量産できる工場を設立する。IZGOのライセンスを共有することは、激化する電化製品市場で苦戦するSHARPにとって1つの営業戦略と言えるだろう。
去年12月にSHARPは、米国QUALCOMMとも業務提携を行い、同じくIZGOのライセンスを共有している。IGZOは従来のLCDと比べ消費電力が10分の1であり、更に画像解像度の高さや反応速度の速さも魅力である。
ここ最近のアジア情勢を考えれば、中国政府関連の企業と日本企業とが業務提携をするのは驚くべき出来事であると言えるだろう。しかし実際、SHARPは技術を独占している訳ではなく、世界で最も早く量産化に成功した企業にすぎない。
現在、中国企業が製造する液晶パネルは第8.5世代で、最大でも2.5×2.2メートルだ。それに対してSHARPは第10世代を製造する技術を持っている。彼らはクレジットカード程度の薄さで、3.13×2.88メートルのサイズを作り出す。
SHARPはIGZOのライセンス料に関して回答はしていないが、この最先端の技術によって中国の電化製品業界はより一層の発展が期待できるのではないだろうか。(South China Morning Post)
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