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アメリカ
日本の川崎重工が、ニューヨーク地下鉄車両を535両受注
≪地元メディアの反応≫
ニューヨーク市交通局は、535両の車両購入を約1,581億円で承認した。この川崎重工との契約には最大1,077両の追加オプションが含まれており、行使された場合、その注文額は約4,033億円になる。
川崎重工は、ニューヨーク市地下鉄B系統に440両の車両を供給する予定。CBTC(無線列車制御システム)が運用のため装備される。また、スタテンアイランド鉄道には75両の車両が準備され、パイロットプログラムで使われる20両の車両には車両間貫通路を導入する予定。
R211は、従来のMTAの標準幅1,270mmと比較して、幅が1,475mmの広いドアが特徴。また、リアルタイムのデジタル表示ディスプレイと明るい照明が装備される。
「R211は、ニューヨーク市鉄道の近代化にとって歓迎されるべきものです。」と、MTAマネージングディレクターのロニー・ハキム氏は述べた。「川崎重工が生産しているR160とR188の両方の地下鉄車両が最も信頼できると証明されているので、我々は川崎重工と車両の生産について協力していくことを楽しみにしています。」
出荷は2020年に始まる予定。資金は連邦交通局によって提供される。車両は、ニューヨーク州ヨンカースとネブラスカ州リンカーンにある川崎重工の工場で組み立てられ、テストが行われる。
MTAによると、これらは米国の雇用を創出するための「米国雇用計画」の導入を規定する初めてのニューヨーク市交通契約である。川崎重工とその下請け業者は、米国で約470の雇用を提供することを約束している。
(Trans by Mai)
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