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ベトナム
富士フイルム、新型コロナウイルス抗原検査キットを製造へ
≪地元メディアの反応≫
日本のバイオテクノロジー企業「富士フイルム」が、ベトナムでの生産設備を拡張し、ベトナムで新型コロナウイルス抗原検査キットを生産することが明らかになった。
「富士フイルム」は、診断薬の製造を担う合同会社の「FUJIFILM YUWA MEDICAL PRODUCTS VIETNAM COMPANY LIMITED」に投資を行い、月に200万の抗原検査キットを世界中に提供する予定だ。
「FUJIFILM YUWA MEDICAL PRODUCTS」は、今年5月、富士フイルム51%、ユウワ49%の出資比率で南部のビンズオン省に設立され、11月から稼働開始した。
写真印刷で使用されている独自の技術により、新型コロナウイルス抗原を迅速かつ容易に検出することができる。鼻孔に綿棒を挿入し、鼻の粘液を検査キットのプレートに垂らしてその場で結果が分かる。現在主流となっているPCR検査に比べて精度は劣るものの、短時間で簡単に検査ができるため、病院だけでなく空港やイベント会場などでの利用も期待されているのだ。ただ、製造開始については未定だという。
ベトナムは、累計感染者数は1,414人で、現在感染者数は107人、死亡者数は35人と報告されている。国内感染は1ヵ月連続でゼロとなっている。
(Trans by Shie)