タイ

H.I.S.がアジア太平洋航空(APA)を設立


 ≪地元メディアの反応≫
日本の大手旅行代理店H.I.S.は、タイ-日本間の旅行客増加を受けて、両国間を定期往復するチャーター便、アジア太平洋航空(APA)をタイに設立する。

H.I.S.バンコク支店によると、APAの設立はH.I.S.の戦略的な成長を助けるとのこと。タイ 海外進出APAはその株式の49%をH.I.S.、39%をH.I.S.バンコク支店(ほぼタイによる出資)、12%をH.I.S.のビジネスパートナーであるPanlert Baiyoke(バンコクのBaiyokeホテルグループ)が所有するという。

7月にまずはボーイング747の2機を就航、最終的には10機まで増やしていく予定。

初期段階でのフライト区間はバンコク—成田空港間のみとし、将来的には他のアジア各国の都市へ広げていく。タイとの市場機会が急速に発展している北京・上海・大阪・福岡及びインチョンがリストにあがっている。

この航空会社はタイ国内のH.I.S.の顧客(日本人80%、タイ人20%)向けにサビースを提供していく予定。

「highest international standards(世界最高水準)」という意味を含むH.I.S.は、日本へ訪れるタイの顧客割合を大幅に高めていきたい考えだ。
タイでの運営をサポートするために、APAはビジネスエアー、ジェットアジア・エアウェイズといったタイ国内の航空会社より機体をチャーターする。

APA利用需要に対する供給が間に合わない場合は、引き続きこれらの航空会社より飛行機のチャーターを継続する可能性がある。

タイ観光局によると、昨年の日本からタイを訪れた旅行者は112万人に達し、377億バーツの収益があった。今年日本を訪れたタイの旅行者数は12万人に達すると予想されている。(Bangkok Post)


			
		

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