台湾

中日本エクシス、姉妹締結で台中「清水サービスエリア」に日本飲食物販ブースをオープン


≪地元メディアの反応≫

日本の中日本高速道路の子会社である「中日本エクシス」は、118日に台湾企業「新東陽股份有限公司」と姉妹提携協定を締結し、台湾のフォルモサ高速公路3号にある「清水(チンスイ)サービスエリア」の3階フロアに飲食物販ブース「JAPAN SKY DINE日本美食天堂」をオープンした。

 中日本エクシス台湾

JAPAN SKY DINE日本美食天堂」の飲食ブースには、北海道水産、新宿カフェ&カリー、らーめん大山、姓屋、京都どんぶりなど、本格的な日本料理を楽しめる人気の和食店が集まっている。5店舗全てが台湾への初出店だ。また、物販ブースでは、日本の和菓子や工芸品を販売する。

 

「清水サービスエリア」は台湾中部に位置し、台湾国内全14か所のサービスエリアの中で最大規模の面積と売り上げを持つ。2019年の収益が7億台湾ドル(25.6億円)にも達した。中日本高速道路は、今回の台湾参入で売上高年間5億円を目標としている。

 

台湾交通部高速公路局と中日本エクシスは、近年、見学や訪問などで交流を進めており、各サービスエリアの経営管理についてお互いに情報を交換している。長期的に友好な関係を築くため、台湾の「清水サービスエリア」と日本の「清水パーキングエリア」が同じ「清水」という表記であることから「姉妹サービスエリア」に至った。今回は双方の世界進出の第一歩として、お互いのサービスエリアの世界的な認知度を向上させようとしているという。

 

台湾交通部部長・林佳龍氏は、近年日台交流が加速し、政府から国民へ、都市から地方へ、さらに高速道度のサービスエリアまで全面的に交流が深まっていると語った。昨年、台湾への日本人観光客が200万人を突破し、日本への台湾観光客も500万人を超えた。今後ますます伸びていき、姉妹提携で多くの日本人観光客に来ていただけるようになるのではないだろうか。今後の成長に期待したい。

 

Trans by Shie


			
		

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