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  • 2020年01月15日 1:00

日本酒が危ない!酒蔵がピーク時の4割に減少再興した千葉の酒蔵が、新時代の日本酒を数量限定で発売

酒造業を行う岩瀬酒造株式会社(所在地:千葉県夷隅郡御宿、代表取締役会長:庄野 智紀)は、廃業の危機を乗り越え再興し、1月10日より美山錦、山田錦、玉栄、五百万石、総の舞を使用した5種類の純米吟醸を発売開始しました。

岩の井 純米吟醸「美山錦」「山田錦」「玉栄」「五百万石」「総の舞」
https://iwanoi.base.ec/categories/1806459

【世界ではブームの日本酒、日本では長期低迷】

日本酒ブームが世界各地で起きています。財務省貿易統計によると、平成30年の清酒の輸出金額は約222億円(対前年比119.0%)、輸出数量は約25,747kl(対前年比109.6%)となり、いずれも9年連続で過去最高となっています。金額、数量ともに第一位のアメリカでは、日本酒バーが次々とオープンし、アメリカ人による酒蔵も増えています。その背景には日本食人気によって和食レストランが増加していることがあります。世界的に健康志向の高まりもあり和食文化が広がっていることから、今後も海外での日本酒ブームは拡大が予想されます。

一方、日本では清酒の消費量は年々減少しています。国税庁のお酒のしおりによると昭和50年に1,675千klあった日本酒の消費量は、平成28年には537千klと約3分の1まで落ち込んでいます。それにともない、酒造メーカーも減少しています。国税庁の発表によれば、酒造メーカーは昭和30年代の4,000社をピークに平成27年度には1,400社程度、最盛期の4割に減少しています。原因として挙げられるのは日本人の酒離れに加え、日本酒造りの職人が減少しているということ。職人の高齢化が進んでいるのに対し、成り手は少なくなっており、何百年の伝統を守り続けてきた職人の技術が引き継がれずに失われてしまう危機に立たされています。

※出典:財務省貿易統計「清酒輸出金額・数量の推移について」(平成31年2月)
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/sake_yushutsu/sake_yushutsu.pdf
※出典:国税庁「酒のしおり」(平成31年3月)
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2019/index.htm

【日本の伝統文化を残したい、千葉の酒蔵の再興】

亨保8年(1723年)創業、千葉県の岩瀬酒造も後継者がいないために廃業寸前でした。岩瀬酒造が造る岩の井は昭和22年の全国清酒品評会では首席を受賞、昭和61年には中曽根首相とレーガン大統領時代の東京サミットの晩餐会で乾杯酒に選ばれるなど、かつては栄光の時代がありましたが、その後は日本酒業界が長期低落傾向の中、同様に岩瀬酒造も出荷量は減少の一途をたどっていました。

ですが、その味は今でも評価されています。2017年には「岩の井 山廃 純米大吟醸」がワイン好きなら誰もが知っている世界的評価基準、パーカーポイントの日本酒版で100点満点中95点を獲得。90点以上の高得点を出したのは全800銘柄中78銘柄、全体で2番目の評価となりました。また、2018年には25年の歴史を誇るブリュッセル国際コンクールの日本酒部門で、「岩の井20年秘蔵古酒」が最高評価のプラチナ賞を受賞しました。そんな酒蔵を潰してしまうのはもったいない、職人達によって何百年も守られてきた日本の伝統文化を残さなければならないと、先代当主の甥にあたる庄野智紀は存続を決断しました。

【昔ながらの伝統を守りながら、時代に合った味を追求】

岩瀬酒造のお酒の仕込み水は海岸に近いため地下水が貝殻層を通り、硬度13〜15と日本国内でも高く酵母の栄養となるミネラルが多く含まれ安定した酒造りを行うことができます。酒質の特徴でもある米の旨味を引き出すために山廃仕込みにこだわっています。昔ながらの伝統を守りながらも、これからも愛される日本酒であるためには味の変革が必要と考え、新しい味を追求しています。

昨年試験的に販売をした岩の井 純米吟醸はすぐに完売するほど好評だったことから、今年も販売を行います。酒造好適米である美山錦、山田錦、玉栄、五百万石、総の舞を使用した5種類、いずれも吟醸ながら香りが穏やかで旨味がしっかりとしていて、程よく時代の流れを取り入れた飲みやすい味となっております。また、飲み比べをすることにより原料米それぞれの味の違いを堪能できます。1月10日から数量限定で、岩瀬酒造のホームページ、酒店では赤坂四方で販売しています。

《岩の井 純米吟醸 商品概要》
価格 : 美山錦・玉栄・五百万石・総の舞
1800ml=3,080円(税込)、720ml=1,540円(税込)
山田錦
1800ml=3,476円(税込)、720ml=1,738円(税込)
原料 : 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合 : 55%
アルコール度数: 15度

《会社概要》
会社名 : 岩瀬酒造株式会社(代表取締役会長=庄野 智紀、代表=岩瀬 能和)
本社 : 〒299-5102 千葉県夷隅郡御宿町久保1916
事業内容: 酒造業
URL : http://www.iwanoi.com

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プレスリリース提供元:@Press


			
		

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