「現地メディア」の反応

インド

2013/03/22

大規模な日本文化紹介イベントがムンバイで開催

 ≪地元メディアの反応≫
日本文化を紹介するイベント「クールジャパンフェスティバル」が、この3月、再びインドに上陸した。

「クールジャパンフェスティバル」は、株式会社ラ・ディッタの子会社でインドの現地法人”Maido Enterprises Pvt. Ltd”と、ショッピングモール”High Street Phoenix”との画期的なコラボレーションにより、日本のトップブランドや、さまざまな日本食品、文化を紹介する。このイベントは今回で2回目の開催となった。
昨年の「クールジャパンフェスティバル」の成功を受け、今回は3月15日から17日までの3日間、昼12時から”High Street Phoenix”の中庭にて開催され、昨年より更に豪華なイベント内容によって大盛況を収めた。
インド ニュースメディア第一回の「クールジャパンフェスティバル」はインド最大の日本イベントとして、29もの日本企業が参加し、来場者数は60,000人以上の賑わいであった。今回のイベントも、ムンバイの日本総領事館から協力を受け、ムンバイの投資家や日本文化に興味を持つ市民たちが足を運んだ。

今年は、更にイベント内容を充実させるため日本旅行が当たるキャンペーンや、和太鼓や演歌のステージ、ファッションショー、コスプレなどさまざまな催しが行なわれた。

在インド日本大使館経済参事官の塚田玉樹氏は「日本とインドは、数千年にも渡る長い文明交流史を持っている。しかし、その交流関係は一部にすぎなかった。クールジャパンフェスティバルは以前と全く違った方法で、あらゆる角度からインドの人々を魅了することができる。我々はこのイベントによって両国民が新しい興味とその可能性を創造し、日本とインドとの新たな提携関係を築いてゆけるだろう。」と述べた。

同時に、High Street Phoenixの責任者Rajendra Kalkar氏は「我々のショッピングモールで国際的イベントを開催することができ、非常に光栄である。このイベントは日本文化への理解を深めると同時に、独特の文化を感じることで個々の感性を育てることに繋がるだろう。我々はショッピングモールとして、お客様に”有意義な1日”を過ごして頂くこと、また喜んで頂くことを第一と考えている。」と語った。

また、最近ではインドの富裕層の間で日本食人気が高まりつつあるという。近年は、日本食材を取り扱うレストランやスーパーマーケットも増え続けている。

Palladiumのストリートフードフェスティバル「金曜日の世界料理」では、第5回”和食-日本のスナック・フェスティバル-”行なわれる。このフェスティバルは同市ですでに4年の歴史を誇る。日本料理(寿司、天ぷら、お好み焼き、焼き鳥、カレーライスなど)を提供し、特にベルトコンベアーで寿司を食べる有名な「回転寿司」は人気である。

2007年から開始したこの”和食-日本のスナック・フェスティバル-”は大きな成功を収め、その後、何度も開催されている。「このフェスティバルに関して今年、我々は次のレベルに進むべきだと考えている。”クール•ジャパンフェスティバル”と同じくらいに大規模で、本格的かつ手ごろな価格で日本料理を提供するつもりだ」と責任者Anuj Jodhani氏は話した。

料理、アニメ、ファッション、音楽など、どれも独特の雰囲気を持つ日本文化は、今やビジネスとして世界から注目を浴びている。今後も更に多方面で日本文化が広まる可能性は高く、いずれはインドの日常として溶け込んでゆく日がやってくるかもしれない。(Times of India)

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