ベトナム

三井物産がホーチミンのミンフー子会社の株式を購入、エビ加工事業に参画


≪地元メディアの反応≫
日本の大手総合商社の三井物産株式会社が、ベトナム最大手エビ養殖・加工事業会社のミンフー・シーフード・ジョイントストック・カンパニーの子会社であるMPHG社の株式を購入すると発表した。三井物産はMPHG社が実施する第三者割当増資を引き受け、同社株式の約31%を取得する予定とのこと。
ベトナム 海外進出三井物産は、MP社がグループ全体でベトナムにおけるエビ製品輸出量の15%強を製造・輸出している最大手企業であることを強調した。また、MP社は、エビの孵化、養殖から加工・販売に至るまで一貫で事業運営しており、日本市場のみならず欧米・アジア市場向けに製品を販売しているようだ。確かに三井物産からしてみれば、この一貫した事業運営と販売網は大変魅力的であるだろう。

今後ベトナム事務所では、オーストラリア、米国、カナダ、韓国、日本、ヨーロッパへの輸出をはじめとした世界中に向けて、同社製品の販売拡大に取り組む方針のようだ。

三井物産は、MP社との従来からの取引を通じ関係強化を図ってきたが、今回のMPHG社への資本参加を通じて、MP社とのパートナーシップがより強化されることは間違いないだろう。(FIS)


			
		

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