ベトナム

味の素が“人々を幸せにする調味料”でベトナム国民の心を掴む


 ≪地元メディアの反応≫

多くの大手食品企業が存在するベトナムの調味料市場は、競争がとても激しい。
そんな中、味の素株式会社(以下:味の素)が2000年から販売をスタートさせた革新的な調味料“Aji-ngon”が大きな反響を呼んでいる。

販売を始めて13年、Aji-ngonのパッケージがどんなに変化しようとも、その味と質の高さは変わることがない。歴史の長い日本の大手食品企業の元で作られるこの調味料は、食品としての信頼度も高く、ベトナム消費者の生活に溶け込んでいった。
シェア拡大の要因は単にマーケティングの的確さだけでなく、製品の質を重視していることと日本の食品安全標準に基づいて生産されているという点も大きく影響している。
ベトナム 海外進出しかし、なぜ味の素は全くベトナムに馴染みのない調味料のため、多額を投じたのだろうか。

ベトナム味の素の本橋弘治氏は、「我々の使命は食文化を通して、ベトナムの発展と人々の幸せや健康に貢献することである。」と語る。

また彼は「この10年間で、多くの消費者はすでにAji-ngonの高い品質と利便性を認知したことだろう。愛用者の支援のおかげで、この調味料は当社の主力製品に成長した。しかし多くの消費者がAji-ngonをNo.1と認めようと、我々は決して現在の製品に満足している訳ではない。更に品質を高め、改良を続ける努力を続けたい。」と、今後の抱負について述べた。

味の素は、この調味料のために肉と骨のエキスを抽出する工場を運用している。
肉と骨のエキスはAji-ngonの主な原材料であり、このエキスこそが美味しさの秘密である。このエキスは、新鮮で質が良く、よく選別された部位だけを使用して抽出される、大変贅沢なものだ。日常でも本物の肉と骨を使用して料理を作ることがあるが、この調味料さえあれば手間を掛けずに同様の味を引き出すことができる。

本橋氏は「我々は全てのベトナム人の幸せと、健康な生活に貢献していきたい。たかが調味料と思うかもしれないが、母親や妻たちが作るNo.1の手料理を、我々は更に美味しくする手助けができる。」と語る。

今後も味の素は全ての家族に笑顔をもたらすため、品質向上と改良のための研究と投資を続ける。彼らの目指す“幸せな美味しさNo.1”という目標を実現するのも、そう遠くないだろう。(Thanh Nien News)


			
		

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