ベトナム

花王、海外発展の強化を視野に入れベトナム事業拡大を狙う


 ≪地元メディアの反応≫
花王株式会社(以下:花王)は、国内人口の減少に伴い、海外での発展を強化するため「ベトナムでの事業を2~3倍に拡大する。」と、澤田道隆社長はインタビューで意気込みを語った。この他にも、ベトナムでの会社経営強化の為、東南アジアに新工場を建設する可能性があることも挙げている。しかしながら、具体的な日程や投資額等については未だ発表がない為、今後の動きを注目していきたいと思う。
ベトナム 海外進出化粧品会社モルトンブラウン社の株主として、花王はベトナム事業の強化に着手したところである。今後は2020年までに、外国における売上利益の割合を今の27%から50%に向上させ、東南アジア諸国に大きな市場を持っているユニリーバに対抗する勢いである。

「ベトナムは人口が多く、特に若者が多いことから、自社製品の中でも特に化粧品やおむつ、衛生用品などの市場に期待がかかる」と澤田社長は秋対を膨らませている。

花王は、7月にインドネシアへ100億円(1.21億ドル)を投資し、洗剤や衛生用品を生産する2つ目の工場を建設すると発表している。また、中国の安徽省に建設中の新工場に60億円を投資し、ベビー用おむつの生産を開始する予定である。

花王は、中国、インドネシア、タイのメンターゲットに続き、ベトナムを次のメインターゲットに据えているようだ。
(thanhniennews.com)


			
		

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