ベトナム

三井造船が再生可能エネルギー開発強化に向けOPTと協定を締結


≪地元メディアの反応≫
発電機メーカーのオーシャン・パワー・テクノロジーズ(以下:OPT)と、日本の三井造船株式会社(本社:東京、以下:三井造船)は、ブイ型波力発電装置で海洋波により100メガワットまで発電出来る機器「PowerBuoy」デバイスの開発と商業化において、協定を締結したと発表。これにより、三井造船は日本をはじめフィリピン、マレーシア、ベトナム、モザンビーク、南アフリカ、ナミビアでの販売ライセンスが与えられることとなる。
ベトナム 海外進出三井造船事業開発本部副本部長の大橋弘隆氏は「PowerBuoy技術開発において新たなビジネスをするため、OPTと協定を締結出来たことは非常に喜ばしいことである。」と述べ、OPT最高経営責任者(CEO)のチャールズ・ダンリービー氏も「技術の商業化における重要な指標となる。」と協定に大きな希望を見出しているようだ。

三井造船はライセンスを得たことによりOPTに使用料を支払い、PowerBuoysの製造、販売を行う。そしてOPTは三井造船に動力取り出しシステムを販売するとのこと。

また、発表文によると、日本は再生可能エネルギーの生産能力を6倍超に拡大する計画で、波力と潮力を用いた新たな発電能力として2030年までに1500メガワットの目標を掲げている。波力発電開発に力を入れる三井造船が、更に開発・研究を進めることで、再生可能エネルギーである「PowerBuoy」が日本のみならず世界中でも使用可能となることが期待できるのではないだろうか。(renews)


			
		

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