アメリカ

工作機械メーカーの山田ドビーが米シャーロットに本社を構え更なる海外展開を目指す


≪地元メディアの反応≫

愛知県に拠点を置く株式会社山田ドビー(以下:山田ドビー)は、米ノースカロライナ州シャーロットに北米本社を構えると発表。北米本社は高速金属加工プレスのテクニカルサービスセンターと部品倉庫の事業所としての役割を果たすことになるという。

アメリカ 進出

山田ドビーは1919年に愛知県一宮市に設立、金属加工産業における機械とサーボプレスを生産、3トンから600トンまでの加工に対応可能で、ストローク数4,000は世界最速である。また、同社の精密な金属加工プレスは産業用コネクタ、リードフレーム、モータコア、そして集積回路ボードなどの産業を支えている。

 

山田ドビーでは65種の加工モデル、20種の材料送り装置のラインナップを展開、伝統を受け継いだ技術開発を行っている。また、同社の研究・開発チームを中心とし、金属加工プレス産業を牽引し、未来へと続く機械技術を築いている。

 

今回シャーロットで本社を構えるに至った要因として、東海岸に多くの顧客がいること、豊富な労働力、シャーロット・ダグラス国際空港が近くにあり、州間アクセスに便利で顧客のニーズに迅速に対応出来るということを挙げている。

 

高速精密プレス機の世界シェア40%を誇る同社が、ここアメリカでどのように飛躍していくのか注目していきたい。

SOURCEcharlotte CHAMBERtrans by CHIKA」)


			
		

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