アメリカ

株式会社ユニクロ、ニューヨークで2店舗オープン


 ≪地元メディアの反応≫
株式会社ユニクロ(以下:ユニクロ)は、アメリカでの市場拡大を戦略的に挑戦し続けると述べ、また今後の計画の一環として、ニューヨークにある2つのショッピングモール、Palisades CenterとWestchester’s Ridge Hillで、今春から新しい店舗をオープンさせる予定だという。

ユニクロのアメリカCEO大岳新氏は「我々は、最新のショッピングセンターであるPalisades CenterとWestchester’s Ridge Hill両方との提携、および出店できたことを大変嬉しく思う。昨年、Westfield Garden State Plazaで行われたユニクロの新作展示会の成功に伴い、全米のショッピングモールで優先的に店舗契約を行なえるようになった。以前ニューヨークトライステート地域で熱心なユーザーを獲得できたため、Palisades CenterやWestchester’s Ridge Hillへの出店は、拡張計画の流れとしてごく自然に決定した。」と語った。
アメリカ ニュースメディアPalisades Centerは24,000平方フィートの総面積をカバーするショッピングモールで、ユニクロの店舗は3月上旬に営業を開始する。このモールは、アメリカで8番目に大きく毎年約2,000万人の来場者があるという。
Westchester’s Ridge Hillは最近オープンしたばかりのショッピングモールで、施設は拡大を続けている。このモールは2階建て、24,000平方フィートの総面積をカバーするという。ユニクロはこの春にオープンする予定となっており、この店はユニクロでも初めてのアウトドアスタイルを取り入れた店舗となる。
この2店舗がオープンしたあかつきには、ユニクロはカジュアルブランドの1つとしてニューヨークで更に広く認識されてゆくだろう。

新店舗のスタッフについて、ユニクロは現在、2店舗にそれぞれフルタイムとパートタイムのスタッフと共に約100人を雇用するという。この2店舗はインナーのエアリズム(Airism)、Tシャツプロジェクト、ウルトラストレッチデニム、カラーボトム、春のキッズコレクションなど、全ての製品を販売するという。豊富な品揃えによって性別や年齢を問わず、幅広い層に受け入れられるのではないだろうか。

既にユニクロは、ニューヨークで3件の店舗を構えており、ニュージャージー、パラモス、サンフランシスコでも、それぞれ1店舗運営している。新たな2店舗はアメリカでの第6と第7店舗となる予定だ。

特にニューヨーク店などは高評価を受けているユニクロだが、新店舗も同様にそれ相応のレベルが必須となるだろう。この評判を維持しながらアメリカ拡大を図ることが、今後の目標となっていくのではないだろうか。(Japan Today)


			
		

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