アメリカ

クールジャパンの一環で「ドラえもん」が全米デビュー、ライセンス獲得にも注目が集まる


≪地元メディアの反応≫
日本が誇る人気キャラクター「ドラえもん」が世界中にポップカルチャーを輸出するクールジャパンキャンペーンの一環として、この夏にアメリカでデビューした。
『ディズニーXD』というアニメ専門チャンネルで、7月7日より日本版から厳選した全26話がオンエアされる。

1960年半ばから1990年代後半の間に藤子・F・不二雄氏によって書かれた漫画に基づいて制作されたアニメシリーズは、主にアジアおよびヨーロッの35ヵ国の国や地域で放送されている。
アメリカ 進出

ロサンゼルス近郊で行われたプロモーションイベントに参加した、ドラえもんと藤子プロの専務執行役員・篠田義彦 (共同写真)

「アメリカでは最も有名なキャラクター・ミッキーマウスがいる、ドラえもんはアジアのミッキーマウスだと私は思っている。私たちはアメリカでアニメが放送されることを幸せに感じている。」と藤子プロの専務執行役員・篠田義彦は述べた。篠田氏は「日本人はまだドラえもんがアメリカで放送されていない事を知りません。彼らはその事実を知ると『まだ、放送されていなかったの。』と驚かれるのです。」と話した。

トーランス米国日本通運株式会社ロサンゼルス支店の物流マネージャー渡辺氏は会社の配達用トレーラーにドラえもんのプリントを使用するライセンス獲得について、とても興味があると述べた。
渡辺氏は海外で良く知られている日本語「かわいい」とドラえもんの容姿を関連付けて利益を獲得することが出来ると述べた。
彼女の会社でドラえもんがキャラクター採用されたら、トレーラーに書かれたイラストがアメリカ中を走る。それによって、多くの人の目に留まり知られる事となり、ドラえもんを採用する事によって企業も利益を得られるとなると、どちらにもメリットがあるだろう。

昨年のAmazon「Kindle」上にデジタルリリースされたドラえもんの漫画(英語版)と同様に漫画の文字、食品等はアメリカの視聴者の好みに合わせて微調整されている。
登場人物の名前の中で「ドラえもん」は変更されていないが、のび太は「ノビー」、ジャイアンは「ビッグG.」、スネ夫は「スニーチ」、静香ちゃんの本名は変わらないが呼び名が「スー」となる。のび太がお小遣いをもらうシーンでは円をドルに、静香ちゃんのお気に入りの焼き芋の屋台はポップコーンスタンドに変更され、まんじゅうなどの食品は健康食品を促進する為に果物に置き換えられるそうだ。

日本の株式会社テレビ朝日によると、ジャイアンがのび太に暴力を振るシーンや静香ちゃんの入浴シーンなど、暴力のイメージだけでなく性的差別を禁止するアメリカの放送規制に沿って削除、または短くしたりと子どもの為のアニメーション内容となっているとのこと。他国での放送では日本の放送に字幕や音声ダビングを追加していたので、ローカライズされての放送はアメリカが初めてとなる。

バーバンク州にあるバングズーム! エンタテイメントやカリフォルニア州に拠点を置くオーディオポストやクリエイティブ制作スタジオがアメリカ版の制作に参加している。バングズーム! エンタテイメント社長兼最高責任者・エリック・P・シャーマン氏はテレビ朝日がドラえもんを委託してくれたことに感謝したいとコメントをした。エリック・P・シャーマン氏は可能な限り最高な形でアニメを放送する為に、アメリカ版ドラえもんで使用する単語を数週間かけて考えたと述べた。

のび太の声とアニメやテレビゲームなど複数の吹き替えを担当してきたジョニー・ヨング・ボッシュ氏は演じる側ではあるが、視聴者と共にドラえもんを楽しんでいきたいと述べた。

「クールジャパン」はまだまだ世界に進出し続け、人々を魅了するだろう。

(SOURCE:Bangkok Post 「trans by Chinatsu」)

			
		

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