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「ユニクロ」がアメリカ市場へ本格参入、Forever 21の元副社長をヘッドハンティング


≪地元メディアの反応≫
保温や耐湿性に優れた「ヒートテック」をはじめとする高品質な製造技術を持つ「ユニクロ」は、2011年からアメリカ参入に力を入れており、若い世代に人気のH&MやForever 21とは違った戦略でアメリカ市場での地位確立を目指すという。
アメリカ 海外進出

 

そんな中、元Forever 21エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)を務めていたラリー・マイヤー氏を「ユニクロ」の新CEOに任命した訳とは。

 

マイヤー氏はチェーン展開において非常に精通しており、最高執行責任者(COO)として今年1月にユニクロに入社。「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏は、ラリー氏のこの1年の貢献に感謝すると共に彼の豊富な不動産開発、小売店舗開発を更に活かして欲しいと2014年1月からのCEO任命となったようだ。

 

「ユニクロ」は今秋10店舗をオープンし、現在はアメリカ本土に17店舗展開している。今後はマイヤー氏指揮のもと、2020年までに200店舗に増やしていきたいとしている。小売業をする上での3大ルールは「場所、場所、場所」と言われている。

 

マイヤー氏はForever 21に勤務していた11年間、不動産や店舗開発から戦略的提携において指揮をとり、アメリカでの店舗展開に尽力した。つまり「どこに店舗を構えることが良いのか熟知している。」というのが最大の強みであるようだ。

 

マイヤー氏の不動産におけるノウハウを活かし、「ユニクロ」独自の方法と融合させることが出来れば、アメリカ全土のモールにある「ユニクロ」で買い物が出来る日も夢ではないかもしれない。(Forbes)


			
		

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