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トヨタ自動車がケンタッキー州工場にコスト削減を迫る。日本での生産はより利益が高くなる可能性ありと米国工場へ警告か


≪地元メディアの反応≫

日本のトヨタ自動車は、ケンタッキー州ジョージタウンの組立工場の従業員に、コスト削減を伝えた。コスト削減しなければ、不確実な未来に直面するだろうと説明があったとのこと。
ケンタッキー州よりも、日本で組み立てられ米国に出荷されるカムリセダンは、より利益が高くなる可能性があると語った。

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「みなさんを怖がらせるために共有するのではなく、現在のリスクに対する意識を高めたい」とビデオメッセージ内で説明。トヨタは工場を閉鎖する予定ではなく、今後30年間は引き続き投資を計画している、とジェームス氏は述べた。しかし、これはすべて、品質と安全性の向上と同様に、コスト削減と効率化を進めることができるという前提に基づいていると述べた。

 

ジョージタウン工場は、トヨタが保有する工場の中でも最大規模であり、北米で2番目に大きい自動車組立工場だ。2016年には約501,000台が生産されている。また、8,000人以上の常勤職員と1,500人の臨時職員を雇用している。報道によると、全米自動車労組に加入したいと望む声が高まり、従業員の間には緊張が高まっているという。

 

トヨタは、電気自動車と人工知能の研究開発に多くのリソースを取り入れるべく努力してきており、省エネルギーのための効率的な生産システムに目を向けている。今年の初めには、より柔軟な生産システムであるToyota New Global Architectureを実施するために、ジョージタウン工場に133,000万ドルの投資を発表した。
ビデオメッセージでは「今後数週間にわたり、従業員はさらなるコスト削減を求められることになる」と説明。

 

Trans by Mai


			
		

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