≪地元メディアの反応≫

日本大手IT企業トランスコスモス株式会社はASEAN最大のE-Bookストア Ookbee Company Limited（タイ）と合併しOokbee Mallを設立した。これによりEC事業を本格的に開始する。

OOKBEEはwww.ookbeemall.comを立ち上げるため、トランスコスモスと合併。設立には1.5億バーツの投資金と90,000点もの商品を用意した。

トランスコスモスのゼネラルマネージャーで、Ookbee Mall（タイ）の最高経営責任者を務める、マツオ・トシヤ氏は、「このwww.ookbeemall.comは初年度100万人の会員数を期待している。」と語った。

OokbeeのCEOで、Ookbee Mallのディレクターを務めるナタブド・プンチャ‐レオポン氏はオンラインショッピングチャンネルはB to Cという形がスタートすると言う。

カタログには、日本のファッション、電子書籍、新鮮なフルーツなどのさまざまなカテゴリを掲載している。

品質上の問題により、新鮮なフルーツの提供についてはバンコク在住者のみ対象になる。クリック購入すると、購入者は翌日にバイク便によって商品を受け取ることができる。

現在サイト会員はPCから購入できる仕組みとなっているが、今後、来年の3月までにモバイルサイトからも購入できるようになる予定だ。

その頃にはこのオンラインモールはB to B to Cというサービス形式になっているだろう。

また、3か月以内に現在7万人弱登録者数があるOokbeeサイト会員の10%に当たる3万人がアクティブユーザーになっていることを期待している。

「私達の既存のOokbeeメンバーをサポートするために、物理的な製品を使用しようとするための戦略的な動きです。私たちの目標は、ユニークなサービスを顧客に提供し、タイで一番のEコマースサイトを創りあげることです。」とナタブド氏は述べた。

マツオ氏はオンラインサービスが好きな顧客に対し様々な革新的なマーケティング戦略を導入していくと言う。

サイトオープン記念として、11月15日まで商品が20%オフになるキャンペーンを実施中だ。

インフラが整ってきたタイでこの様なサービスを開始するにはとても良いタイミングだと感じた。今後の成長に期待していきたい。