≪地元メディアの反応≫
日本最大大手ドラッグストアのマツモトキヨシは今週バンコクに海外第一号店をオープンさせた。そして、第二号店も同じバンコクに今年の年末にオープンさせる予定だと、タイ支社は発表した。
「バンコク進出は必ず成功する」と株式会社マツモトキヨシの最高経営責任者タテノ・ジュンイチ氏は断言している。
彼は、「今、タイは850億バーツもの政治的不安を抱えており、経済成長が期待できずにいる状況にもかかわらず、東南アジアでは最も健康と美容市場に関しては着実に成長している」と述べた。
そのトレンドを取り入れ、今回オープンした店舗にはタイの顧客が喜ぶような日本の化粧品や健康器具等を含め約2,000点の商品を導入。
日本で最大大手のドラッグストア、マツモトキヨシは創業85年という老舗で、日本国内に1,500店舗を展開しているが、今回のバンコク進出は創業してから初めての海外店舗となる。
タテノ氏によると、2014年以降同社はタイ・バンコク市内とその他主要都市のスーパーマーケットで販売されている化粧品や日用品の調査を始め、消費者の評価を見てきたという。
マーケティング調査で得た様々なデータは今回の海外進出には不可欠だったとも語った。
国内に約150店舗をもつタイで最大のスーパーマーケットチェーンのセントラルフードリテイルは、今回51%の株式を買収し、残り分はマツモトキヨシが保持するとのことで合意した。
海外第1号店は、バンコクのセントラルプラザ・ラープラーオに日本やその他海外の化粧品や日用品を販売するようだ。そして、第2号店となる店舗はセントラルプラザ・ピンクラオに今年の年末までにオープンさせる予定だ。また、その先については百貨店などにも出店が見込まれている。
(SOURCE:Viet Nam News「trans by Uki 」)