タイ

日本の富士電機がアジア事業強化に向けタイの変圧器メーカに出資


 ≪地元メディアの反応≫

日本の富士電機株式会社(以下:富士電機)が、10月1日付けでタイの変圧器、配電盤、操作盤を製造・販売・整備するTusco Trafoグループに出資すると、富士電機の社長北沢通宏が発表した。
タイ 海外進出今後は、TuscoはFuji Tusco Coとし、資本金は8.66億バーツとなる。出資比率は、富士電機グループが67.7%、富士電機パワーサプライは49%、富士電機(タイ)は18.7%で、32.3%はTusco Holding Coとなる。

北沢社長は、「富士電機はアジアに社会・産業施設投資が増える見込みがあると考えている。特に日本を含む外国投資が急増しているため特に注目をしている。その中で富士電機は現地での製造、販売まで一貫した価値連鎖構築し、インフラ需要を取り込みながら事業を拡大していく事を目指している。」と述べた。

Samut Prakanに本社を持つTuscoは、タイ国内のトップクラスの変圧器製造会社であり、タイ国内だけではなく東南アジア諸国やアフリカでも販売実績があるということで富士電機が注目した。

Tuscoの主要株主になることで富士電機がその資源を利用でき、電気の供給・販売網をアジア進出に向けて利用する事が出来る。また、Tuscoの最新施設を活用し、富士電機の製品ラインナップの強化も計画しているという。富士電機はTuscoの資源をフル活用し、アジアでの売上拡大を実現することができるだろうか。今後も注目していきたい。(The Nation)


			
		

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