タイ

大手菓子メーカーがタイに新工場を設立、東南アジアへ更なるアプローチ


 ≪地元メディアの反応≫

日本の大手菓子メーカーである株式会社ロッテ(以下:ロッテ)は、2015年ASEAN首脳会議に向けて、今年タイのチョンブリに新工場を設立した。
タイのロッテでマネージングディレクターを務めるToshifumi Kojima氏によると、新しい工場はアマタナコーン工業団地(Amata Nakorn Industrial Estate)に9.6 ha.の広さを持つという。タイ 海外進出この工場ではロッテのガムや、“コアラのマーチ”を始めとした菓子を製造する。以前までの生産量は3,000tであったが、新しい工場によって更に2,400tもの生産量が増加した。
タイ国内の需要に応えることができるようになっただけでなく、他の東南アジア諸国への輸出量も増やすことができ、十分な新商品の準備も可能になった。

ロッテがタイを拠点としたのは、その成長率と今後更なる発展の可能性を秘めているからであるという。
Kojima氏は「タイは、雇用・先進技術・輸出の許容範囲・インフラなど全てが充実しており、東南アジア市場の輸出拠点になることを確信している。我々も、タイで生産した商品を世界中の市場に輸出するという計画が持ち上がっている。タイはロッテにとって最も大きな市場であり、企業の成長戦略に欠かせない国である。」と述べた。

ロッテは新工場の設立によって、タイで3つの工場を構えることとなった。その内、2つの工場がチョンブリで運用されている。

タイで人気の高いロッテの菓子は、新商品や商品のラインナップを豊富にすることで消費者に更なるアプローチをかける。この工場新設は、彼らの目指す東南アジアでの企業拡大に向けた第一歩といえるだろう。(The Nation)


			
		

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