タイ

富士ゼロックスがタイの経済成長の波に乗り市場獲得を目指す


≪地元メディアの反応≫
富士ゼロックス株式会社(以下:富士ゼロックス)は今年4月にミャンマーに支店を開設、タイ市場でのプリンターをはじめとする他のドキュメント関連製品において30%シェア獲得を目標にし、さらに事業拡大を進めていきたい考えであるという。
タイ 海外進出
富士ゼロックスの代表取締役山本忠人氏は「タイは富士ゼロックスにとって極めて重要な市場である。現時点ではまだ小さい市場であるが今後経済成長が期待されるミャンマー、カンボジア、そしてラオスでの事業開始を決めた。また、タイは他国に影響を与える国であり、中心的存在である。タイは昨年の経済成長率17%で、最も高い国の1つであり、巨大な市場であるタイの急速な成長と継続的な成長が望める。」と抱負を語った。

富士ゼロックスは市場の成長をサポートするため、特に製造業の顧客向けのサポートチームがあり、日本企業にも提供している多くのソリューション提供を行っている。富士ゼロックスは、かつてプリンターや印刷用品の提供を中心に行っていたが、現在ではそれにとどまることなく、才能、スキル、そしてアイデアなどの提供にも力を入れている。また、クライアントのニーズに合わせたサービス提供を行う専門のチームもあるとのこと。

「我々は特にアジア市場開発を行っており、顧客をサポートするためのサービスとソリューションを持っていることが強みである。また、ベトナムからミャンマー、そしてアジアの中心地であるタイへの物流ルートを確保。しかし、タイ市場は地理的な面で広大であるため、ルートを確保することが難しい小さい市場もあり、特定の地域向けにタイ語のメニューやマニュアルを配付している。」と山本氏は説明を加えた。

「良質なサービスと価値の提供」と「良質な技術の提供」の2つの戦略を武器に、アジア市場獲得に向け着実に動き始めた富士ゼロックスの動向に注目が集まりそうだ。(the nation newspaper)


			
		

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