ロシア

富裕層に大人気!日本からやってきた四角いスイカが1個860ドル


≪地元メディアの反応≫
なんとも奇妙な話であるが今、日本産の四角いスイカがロシアの富裕層に大ヒットしているというニュースをご存知だろうか。
先週そのブームが到来する前、四角いスイカは1個700ドルであった。しかし今週に入ってからは860ドルにまで値上がりするという人気ぶりだ。
ロシア 海外進出この珍しい四角いスイカは、様々なマスコミで取り上げられたことによって注目を浴びた。
更にロシアでのスイカの出荷時期はまだ数週間も先であるため、需要が集中したことで劇的な値上がりを見せることとなった。

日本共同通信社の記事によると、この価格は日本で売られている通常のスイカの300倍以上であるという。

日本人はスイカをプレゼントとして送るのが好きで、今は特にお中元という夏の贈り物をするシーズンである。
しかし、なぜ四角なのだろうか。実はこれには理由がある。狭い住居に暮らす人々が多い日本では、冷蔵庫のスペースを節約するための工夫として考案されたのだ。そのためロシアと比べて日本で四角いスイカの値段は安く、1個80ドル程度である。

このスイカの作り方は、未成熟な段階で透明な四角い箱に入れて育てるのだという。スイカはその箱の形に沿って成長し、サイコロのような見事な四角形となる。

この珍しい果物は、新聞のザ・モスクワ・タイムズが記事に取り上げるまでは全く知られていなかった。ブームが到来する前、あるストアの店員は「先を争って買う人はいないだろうと考えていた。」と、その本音を語った。
しかし、多くの富裕層たちが「面白い」「珍しい」という理由だけで、こぞって四角いスイカを買い、人々の予想に反したブームを巻き起こした。

BBCは「四角いスイカは、ただの飾り物としては悪くない。メロンも未熟なうちに四角く育てて、ロシアに輸出すべきではないだろうか。」と、皮肉を述べている。
このスイカは未熟なうちに収穫するため食用には向かないが、実際には食べている人もいるようだ。

購入者はエキゾチックな物を好み、一種のジョークとして購入していくことが多いという。日本独特のユニークなアイディアによって生まれた、四角いスイカは海を越えたロシアで思わぬヒットを巻き起こした。この思わぬブームはいつまで続くのだろうか。(USA TODAY)