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航空協定締結で初の日本-カンボジア定期直行便就航へ


≪地元メディアの反応≫

114日、カンボジア民間航空局のMao Havannall長官と日本の隈丸優次駐カンボジア大使は、プノンペンのカンボジア外務省で両国間の定期直行便就航を認める協定を締結した。現在年間約20万の日本人がカンボジアを訪れているが、これまではハノイやバンコクなどを経由しなければならなかった。

 

カンボジア 海外進出

 

カンボジア外務省のKoy Kuong報道官は「協定は日本政府側が直行便の需要を慎重に確認した上で締結された。日本側はカンボジア市場や予測される商用の直行便利用者数について調査している」と協定締結前に日本政府の周到な準備期間があったことを示唆している。

 

日本の外務省は「安定した定期便運航の実現で両国間の人的・経済的交流がさらに促進されることを期待する」と協定締結を歓迎する声明を発表している。プノンペンの日本大使館側も「定期便就航は日本人旅行者だけでなく約2,000人のカンボジア在住日本人にとっても大きな恩恵となる」と歓迎している。

 

問題は定期便を運航する航空会社だが、カンボジア空港広報責任者によると、目下のところ全日空ANAが最も熱心に直行定期便就航について検討しているという。「ANAは10月から3月の間に試験的に運行する計画を持っています。しかしその前に市場調査を行って適当な計画を立てる必要があるでしょう」と述べている。一方、日本で唯一、季節チャーター便ではあるがカンボジアとの直行便運航の経験を持つ航空会社である日本航空は、1月16日に季節運航を再開した。

 

昨年1月から10月までの間に175,081人の日本人がカンボジアを訪問しており、これは前年比5.9%増、国別訪問者数でも、日本は第5位にまで上昇している。カンボジア在住日本人の人口も毎年約10%のペースで増えており、直行便の需要は今後ますます増大することになるだろう。

 

SOURCEThe Cambodia Dailytrans by shimamori」)


			
		

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