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住宅資材メーカーの南海プライウッドがフランスRolpin社を買収し、ヨーロッパ市場での基盤強化を図る


≪地元メディアの反応≫

和室天井材No.1の住宅資材メーカーである南海プライウッド株式会社(本社:香川、以下:南海プライウッド)がフランス子会社を通じ、パネルメーカーであるRolpin社が保有する合板事業を買収すると発表。Rolpin社は合板、フェノール樹脂および含浸紙生産において40年以上の歴史を持っており、フランス国内に4拠点保有している。

 

【556】フランス-0305-日本の合板メーカーはフランスの会社Rolpinを取得

 

南海プライウッドは今後3年間で800万ユーロ(11億円)を投資、まずは最初の2年間に570万ユーロ(8億円)を使用し、旧式の工場を再建し新たに2つの生産ラインを増設する予定。また、生産面においては今後3年間で現在の35,000㎥から55,000㎥にしたい考えであるという。

 

南海プライウッドは元々ヨーロッパ市場に興味を示しており、同社が生産と輸出において事業目標に掲げている50%に相当するフランス市場に焦点を当てていく。設立される新会社名は「NP Rolpin」。

 

南海プライウッドは年間売上高13,000万ドル(134億円)を誇る。今回の買収により新規顧客の獲得、販路拡大など海外展開に向けた基盤強化の第1歩と言えるのではないだろうか。

SOURCEFORDAQtrans by CHIKA」)


			
		

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