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新日鉄住金の新工場建設に雇用の期待高まる


≪地元メディアの反応≫

ブルネイ初のネジ切鋼製造工場建設を進める新日鉄住金株式会社(NSSMC)が、2016年の操業開始にあたって従業員の5060%に相当する人数を現地雇用する予定で、すでに募集準備に入っている。

 

ブルネイ 海外進出

 

NSSMC油井管部門の西川ユキヒロ氏は、本紙に対し「すでに有望な従業員候補の情報を集めています。現状は工場の仕事に関心を持つ候補者の応募を受け付けている段階で、実際の募集は2016年にスタートする予定です。この3日間で約70通の応募を受けていますが、操業開始すれば多くの雇用機会があるでしょう」と語った。

 

地元雇用者に対する募集職種は一般工員のほか、人事部門マネージャー、財務部門アシスタント、品質管理技術者、物流・倉庫部門従業員などが含まれる。

 

NSSMCは昨年、原油・天然ガス生産大手のブルネイ・シェル石油(BSP)とSalambigar工業団地に石油・天然ガス開発用シームレス油井管をつなぐ特殊継手の製造工場を建設することで協定を締結しているが、先月の1126日には、新日鉄住金が現地工場で継手加工した油井管をBSP社に供給する契約の締結を発表した。BSP社は、シェル石油50%・ブルネイ政府50%の石油開発会社で、算出エネルギーの最大輸出国は日本である。新日鐵住金は、BSPへ長期にわたってエネルギー開発用のシームレス油井管を納入してきた。

 

工場と倉庫施設は201610月までに営業運転開始が見込まれている。工場が完成すれば地元の雇用を創出するとともに外国資本によるブルネイへの直接投資増加が期待される。

SourceThe Brunei Times trans by Shimamori


			
		

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