韓国

東レが韓国で最先端プラスチック工場建設、需要拡大を狙う


≪地元メディアの反応≫
日本の東レが韓国子会社である「東レ尖端素材株式会社」(以下:東レ尖端素材)において電気自動車や航空機に使用されるポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂が生産できる工場を建設するため3,000億ウォンを投資すると発表した。
韓国 ニュースメディア東レ尖端素材の会長である李泳官氏は「韓国南西部全羅北道群山市のセマングム産業団地にPPS樹脂を生産する新工場を建設する計画である。」と韓国で開催された記者会見で発表、工場は年末に着工予定である。新工場ではPPS樹脂の原料を生産、コンパウンド設備も導入され全工程をカバー出来るようにし、年間生産能力は3,300トンである。2015年の年末前には出荷可能となり、産量の80%は中国に出荷される。

また、東レ先端材料はPPS樹脂を8,600トン生産するとも発表。さらに2018年までには生産能力を17,000トンまで拡大し、中国への輸出量を増加させたいとしている。そして李氏は「新工場建設により、いわゆる『完璧』なインフラと中国に地理的に密接している点においてマレーシアとタイを引き離すことが可能となる。」と説明。海外初の生産拠点となる韓国で礎を築くことが、世界へ向けてのアピールになりそうだ。(business korea)


			
		

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