韓国

日本のプリンタメーカーのリコーは韓国で事業拡大を目指す


≪地元メディアの反応≫
プリンタ機器などで知られる日本企業の株式会社リコー(以下:リコー)は全額出資の販売会社として、韓国にRicoh Korea Co, . Ltd.(以下:リコーコリア)を設立し、2013年4月1日から自社のプリンタ製品の販売を開始すると発表した。将来的にはオフィス向けの複合機・プリンタなどに順次拡大し、オフィスソリューション事業の展開も予定している。
韓国 海外進出現在、韓国での販売事業は、リコープロダクションプリントソリューションズ・ジャパンの韓国支店が展開している。この資産を新設するリコーコリアに譲渡することによって製品の販売・サービスを強化する方針だ。

既にその韓国支店でも連帳紙に出力するプリンタの販売・サービスを展開しており、大手企業をはじめとするユーザーを獲得している。リコーコリアは、カット紙に高速で出力する製品も販売に加え、最終的には画像&ソリューション分野でのトップを目指す。

リコーコリアは日本のリコーから1億ウォンの投資を受け、初年度は50人の従業員を雇う。4月1日から運用を行ない、ユーザーのニーズに迅速に対応できる体制を築き、効率的なマーケティングおよび販売活動を実施するとしている。

アジア地域の中でも有数の先進国である韓国は、プリンタや複合機など情報通信機器の分野においても堅調な成長を続ける有力市場であり、サムスン電子や米ヒューレット・パッカード(HP)など、既に大手企業が数多く存在している。
競合が多く存在する市場での事業拡大は容易なことではないと予想されるが、今後リコーが健闘してくれることを期待したい。(WorthConsulting)


			
		

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