インドネシア

日本のGREE Venturesは最大手の不動産情報サイト“UrbanIndo”に投資


 ≪地元メディアの反応≫

ベンチャーキャピタル事業を行なう日本企業のGREE Venturesは東南アジア事業拡大のため、インドネシアの不動産会社“UrbanIndo”への投資を行った。
金額は明らかにされていないが、この投資には東南アジアのスタートアップを対象とするファンドのIMJ Fenoxも参加したという。

日本のGREE Venturesは、ここ6ヶ月で東南アジアへの参入を積極的に行なっている。1月にはインドネシアの女性向けEコマースサイト“Berrybenka.com”に、4月にはシンガポールのオンラインコスメショップ“Luxola”にも投資している。
インドネシア ニュースメディア
2011年にGREE Venturesがグリー株式会社の子会社として設立された当初から、東南アジア市場は投資先の1つに数えられていた。現在GREE Venturesは、東南アジアや日本の他に東アジアでも投資先を探しているという。

2011に設立されたUrbanIndoは「インドネシアにおける最も革新的な不動産情報サイト」と呼ばれている。同社システムには不動産の近隣情報、類似や価格検索などが含まれており、ユーザーが直接、地図で不動産を探すことで検索プロセスを簡略化している。

UrbanIndoの創設者のグループの1人であるArip Tirta氏は「不動産の購入、賃貸や売却の際に正しい選択ができるよう、ユーザーは益々データやツールに依存するようになっている。インドネシアのオンライン不動産市場も絶えず変わり続けている。UrbanIndoはインドネシアで唯一の、ユーザーが指先で多くの不動産リストと最新情報とをつなぐ不動産情報サイトである。」と述べた。

UrbanIndoは調達した資金を使用して会社規模を拡大するという。現在、同社はスタッフ数11名の小規模な企業だが今後は経営陣を強大にし、戦略的なパートナーシップの締結を進めていく予定である。

GREE Venturesは日本での成功経験と、そこで培った事業ノウハウや独自のネットワークを活かし、インターネットやモバイル関連の企業に特化した投資と支援を行っている。
様々な海外IT企業がアジア投資に力を入れる今日、インドネシアの最先端をゆくUrbanIndoと日本での実績を持つ大手のGREE Venturesが手を結び、これから益々盛り上がりをみせそうだ。(techcrunch.com)


			
		

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