インドネシア

Klik Eatが日本最大手デリバリーサイト「出前館」から投資受け入れ


≪地元メディアの反応≫
クリックイート(Klik Eat)は、日本の“夢の街創造委員会株式会社”から戦略的な投資を受け入れることがわかった。新しく取締役2名も加わるという。

夢の街創造委員会株式会社(以下:夢の街)は、ジャスダック上場会社で、レストラン11,200軒あまりと取引のある、日本最大の食料品オンライン発注サービス「出前館」を運営している。インドネシアのオンライン食料品配送会社クリックイートは、エシュロン2012インドネシアのサテライト予選の優勝者であった。
インドネシア ニュースメディア
夢の街は、オンライン食料品配送事業において高い可能性を持っているインドネシア市場に対し、クリックイートへの投資で戦略的な参入を始めた。プレスリリースによると、その日本企業は「経済発展、消費者の購買力とインターネットの普及により、世界第4位の人口大国インドネシアが、東南アジアにおける一つの魅力的な市場に成長していくであろう」と予想している。

クリックイートは今回の件で、夢の街の社長の中村理恵氏と夢の街の財務会計マネージャーの金子正輝氏を役員会に迎えるという。クリックイートの共同設立者3名:Michael Saputra氏・Andrew Pangestan氏・Willy Haryanto氏は引き続き運営に参与し続ける。

「わたしたちはレストラン買収戦略や最適な出庫作業、消費者購買行動など多くの知識がある。また、新しいサイトlivebeta.klik-eat.comは、出前館の購買傾向や閲覧動向も参考にサイト開発を試みているため、このサイトはより親しみやすく、使いやすく、デリバリーを利用するお客様にとって、より簡単に利用ができるようになる。」とMichael氏は確信を持って語った。

クリックイートは2011年に設立され、2012年1月にオンライン食料品配送事業を始めた。顧客が直接オンライン・電話・メールから注文できるサービスである。クリックイートのサイトは現在レストラン175軒あまりと取引があり、すでに約18億インドネシアルピアを協力レストランに支払っているという。

日本の出前館と比べれば、まだクリックイートの取引企業の数は少ない。しかし今回の資金調達によって、サイトの質・規模は成長していくであろう。今後、加速するインターネット普及に伴い、さらに盛り上がりを見せるに違いない。(e27)


			
		

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